お弁当の配送にはいくつかの形態がありますが、大きく分けて、受注を確定させてから、配達に向かうものと、ある程度見込みで配達に出かけるものの2つがあるのではないでしょうか。 受注を確定させてから出発するのはロスがあまり出ないというメリットがあります。ただし、配達を行う範囲が工場の近隣に限られ、商圏がある程度限られてしまうという欠点もあります。 これに対し、ある程度の見込みで出発する仕組みは受注を確定させてから配達するのに比べてある程度、遠くまでの配達が可能になります。反面、ロスが出やすいこともあげられます。
ここでは、後者の場合について考えてみます。
見込みで配送に出かけた場合、どこかの時点で本社と数の確認をする必要に迫られます。多くの弁当店では無線を活用し、数の連絡を行います。これはこれで好ましいことだとは思うのですが、朝の受注が混雑する時間帯に無線で個数の確認をする行為は、その無線の間中は受注の電話をとれないことになります。
とある弁当屋さんからの希望でした。こんなことでは顧客満足度は高められないと、パソコンが安くなったので、車一台一台にパソコンを搭載し、事務員を顧客対応に向かわせることは出来ないだろうか?
これがヒントでした。パソコンではコストが掛かり過ぎてしまう。そこで登場したのは携帯メールの配信です。
受注状況を一定の間隔で配送員に配信する。併せて、急ぎの状況(追加の注文等の場合)では、リアルタイムに配信をする。そうすることで、事務員は受注に専念でき、お客様満足度も高まるのではないだろうか。ということです。
配送メール配信とは、事務員の無線に掛かる連絡負荷を携帯メールを活用し、軽減しようと考えだされたものです。携帯メール配信には、単純に受注に専念するだけではなく、伝達に発生する「聞き違い」や「読み違い」といったヒューマンエラーも削減できるという利点があります。
配送メール配信システムの本質は、受注作業に集中できる環境づくりだけではなく、顧客満足度を高めるという効果が期待できます。
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