企業の資金繰りをアバウトでなく正確に把握することは経営者の使命である!
解っているようで見えない資金、夏のコーラはその時の渇きは潤すが根本的な解決には至らない。 |
経営者が資金繰りで悩むのは良くあることです。
悩むというのは資金繰りに対する知識のなさから招くものです。無理を承知で大きな投資を行いどうにもならないという状況。いつかは回復すると願いながら融資を受ける。後に引けなくなり融資を受ける。なんとか現状を打破したいと融資を受ける。売上を更に伸ばしたいと融資を受ける。
しかし、どこかで歯車が狂う。どこで、事業を廃止したらよいかもわからない。
「いま当社ではどれだけ借り入れをしても大丈夫なのですか」とは、よく聞かれる質問です。そんなこともわからないでと思われる方もいらっしゃると思いますが、実際、事業の規模が多くなってくるとそれはよくある事実です。
これは、日本における発生主義会計と言われる会計体系が利益と現金とのギャップを引き起こしているからに他なりません。この話をすると長くなるので書きませんが、利益が出るのと企業が存続するのは待ったく別物であることだけは理解しなければなりません。
本来であれば、このような管理は自社で行うのが筋ではありますが、これを外部に委託するのも経営のアウトソーシングとしては好ましいことです。理由は、非常に大切な事柄である資金繰り管理ですが、この管理からは利益を生むことは無いので、ここに人を当てるのは大きなコスト負担になってしまうからです。
資金管理を外部に委託することで、経営者のパワーを、資金繰りではなく、営業力と商品力の向上に当てられるべきであると弊社は考えます。キャッシュフロー管理を行うことで、これにより、経営者が資金繰りから解放されるわけではありませんが、少なくとも、資金繰りを事前管理できる環境が作れるようになるのではないでしょうか。
|
|